先端建設技術セミナー

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現位置攪拌混合固化工法(ISM工法)は国土交通省北陸地方整備局が中心となって、当センターと民間企業4社が共同研究開発した工法です。本工法は現場の砂礫土を使用材料として活用しコンクリート構造物や基礎地盤を構築する工法であり、(1)建設残土排出量の減少による環境負荷の低減、(2)施工の合理化による建設コストの縮減、(3)施工の安全性の向上が可能として、砂防施設を中心に施工実績も60件を越え着実に普及しています。本設計・施工マニュアルは平成13年に初版が発行されましたが、その後「砂防ソイルセメント活用ガイドライン」が発刊されたことや、平成16年10月に発生した中越地震による大規模な地すべりにより被災した旧山古志村芋川の緊急復旧工事では砂防堰堤基礎・袖部人工地盤に低強度タイプが採用されるなど適用範囲も大きく広がっていることから、砂防施設のみならず道路など他の分野にも広く適用され、社会基盤整備に貢献することを願って改訂版を発刊いたしました。

監修: 国土交通省北陸地方整備局
編者: (財)先端建設技術センター ISM工法研究会
発行: (財)先端建設技術センター
価格: A4版123頁 2,400円 (税込)
問合せ先: ISM研究会 (事務局)
TEL: 03-6386-3855  FAX: 03-6386-7022